市田柿は、飯田・下伊那地区の特産品として600年以上前から栽培されています。平成28年にはGI登録がされ、地域全体で厳しい管理の下ブランドと伝統を守っています。写真の背景にある「JAみなみ信州・市田柿工房」は市田柿の生産拡大のため令和25年に竣工し、年間約500トンの原料柿から干し柿を製造するほか、生産者が製造した市田柿をバラ集荷してパッケージするなどの機能を有しています。本年は10月25日ころから原料柿の収穫が始まりました。年々温暖化が進み、市田柿の製造には生産者の皆さんも苦労が絶えませんが、本年も11月末頃から美味しい市田柿が店頭に並ぶことでしょう。 ぜひお手に取っていただきご賞味ください。
JA全農長野 南信事業所 生産販売課